ソファの座り心地は「 ※張地 」と内部構造の「 スプリング 」が大きなポイントになります。
見た目や肌に触れたときの感触に影響する「 張地 」は素材により使い心地やお手入れの方法が異なります。
※張地とは腰を掛ける場所や背中の部分の表面をおおっている生地のこと。(以下張地)
弊社で使用しているソファの「 張地 」と「 スプリング 」について特徴をご説明します。
張地について
革(本革・天然皮革)
肌になじみやすく柔軟性・耐久性・吸収性・通気性に富んでいます。
また温度差による品質の変化が少なく、耐寒性に優れています。
天然素材のため、ナチュラルマーク※など革質にばらつきがあります。
お手入れをおこたると角質化がおこり革の劣化を引き起こしますがしっかりお手入れいただくと、長く革本来の風合いをお楽しみいただけます。
※ナチュラルマークについては、こちらをご確認ください。
お手入れ方法は、こちらをご確認ください。
合成皮革
素材はおもにPVC( 塩化ビニルレザー )・PU( ポリウレタン )・ソフトレザーなどです。
水拭きでのお手入れが可能で、価格が手頃なことも大きな特徴です。
( ソフトレザーは柔軟性と耐久性を革に近づけたものです。)
お手入れ方法は、こちらをご確認ください。
布(ファブリック)
生地の素材、織り方によって見た目や機能が異なります。
色味や触感もさまざまです。
布独自の温かみがありカラーが豊富なため、コーディネートするには適しています。
お手入れ方法は、こちらをご確認ください。
> 布ソファ(お手入れ)
スプリング(内部構造)について
S型スプリング(Sバネ)
S字状に波打たせたバネを並列に配したもので多くのソファで使用されている最も一般的なスプリングです。
バネの形状上コイル型のスプリングより弾力性はおとりますが山なりのアーチ状に張ることで弾力性を持たせているソファもあります。
バネの形から厚みが少ないので、腰を掛ける座面を薄くでき軽量化もはかれるためデザイン性の高いソファにも使われます。
ウェービングベルト(エラスベルト)
伸縮性のあるゴムベルトを格子状に張ったスプリング構造です。
S型スプリングと比べるとクッション性が高いのが特徴です。
金属を使用していないため軽い・音がしない・低コストといったメリットがありかさばらないといった特徴もあるためダイニングチェアや座椅子などにも使用しています。
ポケットコイルスプリング
コイルスプリングが1つ1つ袋に入っており、その独立したスプリングが人の体形や座り方に合わせて点で支えることで体圧が分散され、弾力性とフィット感のある座り心地となります。
そのため長時間座っていても疲れにくいのが特徴です。
また、マットレス・ダイニングチェア・座椅子にも使用されている商品があります。
「 S型スプリング 」や「 ウェービングベルト 」と組み合わせてさらに快適な座り心地が特徴の商品もあります。
この回答はいかがでしたか?
以下からお問い合わせも可能です