生地製品の変色の原因

ニトリのソファやマットレス、ダイニングチェア、カーペットなどの生地製品は、日光や汗、水分、摩擦、洗剤などが付着することで変色する場合があります。変色の主な原因は以下の6つです。変色しても人体への影響はありません。


光による変色

● 太陽光や蛍光灯の紫外線によって生地の染料が分解され、変色や退色が起こります。
特に真夏の直射日光は紫外線が強く変色しやすいですが、曇りの日や室内の蛍光灯でも変色する可能性があります。
●どんな生地でも必ず発生し、一度変色したものは元に戻りません。


汗による変色

● 人の汗に含まれる成分(塩分や皮脂など)が生地に付着することで染料が変化し、変色や退色を引き起こします。
● 汗の成分は個人差があり、発汗時の状態によっても異なるため、生地への影響もさまざまです。


水による変色

● 水分(雨や飲み物など)が生地に付着し、放置すると変色することがあります。
例として、濡れた衣服で直接座ることなどが原因になります。

摩擦による変色

● 淡色の生地に濃色の衣服(ジーンズなど)で座ると、衣服の染料が生地に移り変色することがあります。
● 衣服が乾いている場合と濡れている場合で、染料の移りやすさや変色の度合いが異なります。

化学変化による変色Ⅰ

● クリーナーや洗剤に含まれる有機溶剤、塩素、酸・アルカリ成分などが生地表面を溶かし、変色を引き起こすことがあります。
● 生地表面が溶けてしまうため、元に戻すことはできません。


化学変化による変色Ⅱ

● 生地や内部のウレタンなどに含まれる酸化防止剤などの添加剤と、表面生地が化学反応を起こし、変色する場合があります。

ニトリでの対策

● 使用環境や使用状況によって変色の発生頻度や度合いが異なるため、品質試験だけでは全ての変色を防ぐことはできません。
● ニトリでは、染色堅牢度試験、物性試験、寸法変化率試験、密着性試験などを実施し、変色や生地の破れ防止に努めています。
● 製品ごとの注意事項については、付属の取扱説明書を必ずご確認ください。

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